SSブログ

新しい発根剤の効果 [クレマチス]

8月終わりの記事で、新しくオキシベロン(発根剤、液剤)を購入して挿し木作りへの効果を試すことを記事にしたのを覚えてますか?1ヶ月が過ぎ、挿し穂の葉が枯れていないものは発根しているだろうと考え、今回はお試しなので、期間が短いのですが確認してみました。

エンゼルピンク;挿し穂3本とも発根していました。この品種、ヴィオルナ系なのですが、取り敢えず成功です。3本まとめて同一鉢に鉢上げしました。すみません、根の写真撮る前に植え替えてしまいましたので、葉っぱの写真でご勘弁を!

kazaguruma-club_4733.JPG

香子@風;挿し穂3本のうち1本から新芽が出ていたので発根していると考えて確認したら、全然発根していませんでした。でもこの後発根しそうなので、挿し木用土に戻しました。

虞美人@風、飛燕@風;それぞれ2本の挿し穂がかなり早い段階で枯れて上手くいきませんでした。

ダニエルデロンダ;挿し穂4本とも発根していました。4本まとめて同一鉢に鉢上げしました。
美登利;挿し穂2本とも発根していました。2本まとめて同一鉢に鉢上げしました。
妲己@風;挿し穂2本とも発根していました。2本まとめて同一鉢に鉢上げしました。

成績はそんなに悪くないです。ヴィオルナ系で成功したエンゼルピンクと、新芽が出ている香子@風は花が付いていた蔓を挿し穂にしました。挿し穂選びを考えればヴィオルナ系でもいけそうな予感があります。やはりオキシベロン(発根剤)は有効期限内が良さそうですね。(ホムセンでは需要があまりないのか、オキシベロンの液剤は有効期限までの残り期間が短いものしか置いてませんでした。使う量からするとコストパフォーマンスは非常に悪いです。有効期限過ぎてもどのくらいまでそれなりの効果があるのでしょう?)

鉢上げを挿し木1ヶ月以内でしてしまいました。ヴィオルナ系は発根しても地中に冬芽が出来ないと結局上手くいかないそうなので、冬芽を作らせるために早めに鉢上げしました。大輪系はあと2ヶ月ほど挿しておけば良かったのですが、面倒くさくなっていっしょに鉢上げしました。


注)挿し木の方法
私の挿し木作りはクレマチスの専門書にあるようなやり方ではありません。義母の方法を私なりに改良した方法です。
発泡スチロール箱の底に下の写真のように穴をあけ、その内側におなじくいくつか穴をあけたビニール袋を入れ、そこに挿し木用土を入れます。その上部にビニールポットを隙間なく置きます。更にビニールポットがぎりぎり隠れるように挿し木用土を詰めていきます。

clematis_s_m1.jpgclematis_s_m2.jpg
clematis_s_m3.jpgclematis_s_m4.jpg

挿し木穂はその各ビニールポットの中央に挿すようにします。そして挿し穂は風でぐらぐらしないよう支柱に固定しておきます。明るい日陰に発泡スチロール箱を置き、挿し木用土が乾かないように水遣りをします。
なお、挿し木穂の地中部分の節は葉を落とし、地上部の節の葉はそのまま残します。⑴は長めに残し、⑵の葉はそのまま、⑶の葉は全てカット、⑷の切断面は細胞がつぶれないようにカミソリの刃などできれいにカットします。

clematis_s_07.jpg

ゴールデンウィークから梅雨の初めにかけて挿し木をして3ヶ月もすれば、挿し木が容易な品種ではこんなに根が出てきます(昔の写真です)。発根剤はルートンよりもオキシベロンの方が良いというのが私の経験です。

clematis_s_06.jpg

来年は、難しいと言われる押切や、素敵な花の実生苗の挿し木穂を選んで挿し木作りに挑戦してみたいと思います。
そうそうオキシベロン、粉剤はネットで販売されていません(ずっと在庫切れ)。ホムセンは500mLの液剤(価格;3,000円前後)ばかりです。義母にJAで粉剤が購入できないか聞いてみたいと思います。

Kazaguruma

コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

原シク インタミナタム雨上がりに ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。