岩槻城址公園のカワセミ 1/20 飛び出し編 [カメラ・野鳥]
昨日(2018年1月20日)は岩槻城址公園に9時半から13時まで居て、カワセミ撮影三昧でした。
5D Mark IVでの撮影については昨日記事にしましたが、メインは7D Mark IIでの撮影でした。
まだまだ歩留まりは良くないですが、かなり向上したと思います。
特に飛び出しシーンの撮影については、ぼんやりながらコツを掴みかけていると思います。
まずは下の2枚の写真をご覧ください。
ともにカワセミが飛び込んだところ(場所)でAFを合わせていますので、水飛沫もボケていません。ここから連写しています。もちろんAF-ONボタンにAF開始機能を割り当てる親指AFです。それが上手いくとこの後の飛び出しシーンがほぼバッチリでした。
この前提として、カワセミの飛び込む場所を予想して、水面にレンズを向けています。飛び込む場所は、その日、あるいは日頃のお気に入りの場所や、その瞬間までの体の向き、顔の動きです。集中して見ていないと外れます。見ていても外れることは当然ありますが、その時は追います。でも、良い写真ほぼあきらめています。
こういう動きをするためには、やはり手持ちや一脚では私は無理だと思います。時々、手ぶれ補正が効く時代、三脚は手持ちに耐えられない老人のためというコメントを見かけますが、カワセミ撮影には当てはまらないと思います。私も手持ちや一脚、自由雲台の三脚で撮った時期もありますのでわかります。撮れますが、難しいし、偶然撮れたみたいなものです。先日、新宿御苑でずっと手持ちで十分撮影が出来ていますというベテランの方がおられましたが、撮影環境や非常に腕が良いのだと思います。留まりなら満足出来ても、照準器+ビデオ雲台が無ければ、これからご紹介するような飛び込み・飛び出しシーンを撮るのは私には難しいです。
前置きが長くなりましたが、飛び出しシーンをいくつかアップします。
シーン1 頭が出た時はピントが合っていなかったのですが、続く2枚は合ってました。ヌマエビを捕まえています。
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/2500、Av 5.6、ISO 3200、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/2500、Av 5.6、ISO 3200、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
シーン2 このシーンは顔が出てきたところからバッチリでした。餌捕りは空振りでした。
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/2500、Av 5.6、ISO 3200、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/2500、Av 5.6、ISO 3200、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/2500、Av 5.6、ISO 3200、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
シーン3 飛び出し時に体をひねって飛び出したシーンで、そばにカルガモが居ました。下の縦長構図の写真、かなり気に入っています。ここからシャッタースピードは1/1600で、ISO感度が1600になっています。
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/1600、Av 5.6、ISO 1600、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/1600、Av 5.6、ISO 1600、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
シーン4 このシーンも飛び出しながら向きを変えています。ヌマエビを捕まえています。
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/1600、Av 5.6、ISO 1600、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/1600、Av 5.6、ISO 1600、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/1600、Av 5.6、ISO 1600、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
シーン5 このシーンも頭出しはピントがあっていなかったのですが、下のシーンからバッチリでした。
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/1600、Av 5.6、ISO 1600、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/1600、Av 5.6、ISO 1600、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
シーン6 ここからゾーンAFを「領域拡大AF;周囲」に変えています。このシーンもカルガモのそばに飛び込んでいます。よほどこの場所が好きなのか餌がいるのか、飛び込む場所とタイミングを読めました。
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/1600、Av 5.6、ISO 1600、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) 領域拡大AF;周囲
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/1600、Av 5.6、ISO 1600、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) 領域拡大AF;周囲
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/1600、Av 5.6、ISO 1600、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) 領域拡大AF;周囲
1月20日の岩槻城址公園カワセミ撮影はアップしたい写真が多いので、7D Mark II編もここで一度切りたいと思います。
(PS:タイトルの日付修正 1/21→1/20)
Kazaguruma
5D Mark IVでの撮影については昨日記事にしましたが、メインは7D Mark IIでの撮影でした。
まだまだ歩留まりは良くないですが、かなり向上したと思います。
特に飛び出しシーンの撮影については、ぼんやりながらコツを掴みかけていると思います。
まずは下の2枚の写真をご覧ください。
ともにカワセミが飛び込んだところ(場所)でAFを合わせていますので、水飛沫もボケていません。ここから連写しています。もちろんAF-ONボタンにAF開始機能を割り当てる親指AFです。それが上手いくとこの後の飛び出しシーンがほぼバッチリでした。
この前提として、カワセミの飛び込む場所を予想して、水面にレンズを向けています。飛び込む場所は、その日、あるいは日頃のお気に入りの場所や、その瞬間までの体の向き、顔の動きです。集中して見ていないと外れます。見ていても外れることは当然ありますが、その時は追います。でも、良い写真ほぼあきらめています。
こういう動きをするためには、やはり手持ちや一脚では私は無理だと思います。時々、手ぶれ補正が効く時代、三脚は手持ちに耐えられない老人のためというコメントを見かけますが、カワセミ撮影には当てはまらないと思います。私も手持ちや一脚、自由雲台の三脚で撮った時期もありますのでわかります。撮れますが、難しいし、偶然撮れたみたいなものです。先日、新宿御苑でずっと手持ちで十分撮影が出来ていますというベテランの方がおられましたが、撮影環境や非常に腕が良いのだと思います。留まりなら満足出来ても、照準器+ビデオ雲台が無ければ、これからご紹介するような飛び込み・飛び出しシーンを撮るのは私には難しいです。
前置きが長くなりましたが、飛び出しシーンをいくつかアップします。
シーン1 頭が出た時はピントが合っていなかったのですが、続く2枚は合ってました。ヌマエビを捕まえています。
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/2500、Av 5.6、ISO 3200、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/2500、Av 5.6、ISO 3200、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
シーン2 このシーンは顔が出てきたところからバッチリでした。餌捕りは空振りでした。
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/2500、Av 5.6、ISO 3200、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/2500、Av 5.6、ISO 3200、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/2500、Av 5.6、ISO 3200、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
シーン3 飛び出し時に体をひねって飛び出したシーンで、そばにカルガモが居ました。下の縦長構図の写真、かなり気に入っています。ここからシャッタースピードは1/1600で、ISO感度が1600になっています。
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/1600、Av 5.6、ISO 1600、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/1600、Av 5.6、ISO 1600、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
シーン4 このシーンも飛び出しながら向きを変えています。ヌマエビを捕まえています。
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/1600、Av 5.6、ISO 1600、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/1600、Av 5.6、ISO 1600、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/1600、Av 5.6、ISO 1600、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
シーン5 このシーンも頭出しはピントがあっていなかったのですが、下のシーンからバッチリでした。
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/1600、Av 5.6、ISO 1600、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/1600、Av 5.6、ISO 1600、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) ゾーンAF
シーン6 ここからゾーンAFを「領域拡大AF;周囲」に変えています。このシーンもカルガモのそばに飛び込んでいます。よほどこの場所が好きなのか餌がいるのか、飛び込む場所とタイミングを読めました。
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/1600、Av 5.6、ISO 1600、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) 領域拡大AF;周囲
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/1600、Av 5.6、ISO 1600、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) 領域拡大AF;周囲
(EOS 7Dmk2+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、シャッタースピード優先AE、Tv 1/1600、Av 5.6、ISO 1600、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 400mm(640mm相当)、DPP4、トリミング) 領域拡大AF;周囲
1月20日の岩槻城址公園カワセミ撮影はアップしたい写真が多いので、7D Mark II編もここで一度切りたいと思います。
(PS:タイトルの日付修正 1/21→1/20)
Kazaguruma
なるほど、ピントが合って綺麗に撮れていますね!
拝見するところゾーンAFをお使いのようですねぇ
それと以前の記事では照準器を使っておられるとか!
照準器は持っていますが私はファインダーを覗いて撮っています
その方がカワセミをアップで追えますので!!
しかし一度ファインダーから外れると追い直すのは至難の技です(^^;
ところで飛び込む瞬間にAFを押されるんですよねぇ、これ難しいです
どうしても飛び出しと同時に押してしまう私です・・・
飛び込む場所、撮影条件はやはり経験値でしょうか?
なんども通ってカワセミの行動パターンを把握しないとですね(^^)
by そら (2018-01-21 18:23)
風車さん、こんにちは。
ダイブシーンの撮り方としてはカワセミの飛び込む場所を予想して水面にレンズを向けているのですね。
カワセミが飛び込みそうな時にどの位置に飛び込むかを予測しないとダイブシーンは難しそうですね。
私も風車さんと同じで、手持ちでのカワセミ撮影には留まり写真は別ですが動く物を撮る際は手持ちは困難で三脚や照準器など必須だと思います。
by こうじ (2018-01-21 19:56)
そらさん ありがとうございます。
そうですね、今回はゾーンAFと領域拡大AFでいきました。まだ試している段階で、上手く撮れた設定に徐々に固定化していくものと思います。
照準器とファインダーのポイントを合わせておけば、肉眼で全視野を見られるので、飛び込む位置にフォーカスを合わせることが比較的容易になります。もちろん慣れと、対象とするカワセミの行動パターンをよく理解することが大事ですが。ひとつの所に通う利点はそういうところにありますね。
by 風車倶楽部管理人 (2018-01-21 20:35)
こうじさん こちらにもコメントありがとうございます。
留まっている地点で、飛び出し始めからAIサーボAFが追従できるようにカメラを動かすにはカワセミは速すぎると考え、カメラAFシステムができるだけ合わせやすいようにそうしています。単焦点の明るいレンズならもっと楽なのかもしれませんね。
撮り方は人それぞれだと思いますので、これしかないとは思いませんが、私はこれでそこそこのダイブシーンが撮れるようになったということでしょうか。
by 風車倶楽部管理人 (2018-01-21 20:41)
こんばんは。
凄いシーンですね。
私にはまったく分かりませんけど。
撮るのは大変なんでしょうね。
カワセミもかなり目が良いのでしょう。
サギの目も凄いですよ。
人間換算だとおそらく視力10.0以上はあるでしょうね。
by 自転車親父 (2018-01-21 20:45)
自転車親父さん こんばんは。
1年前に新宿御苑で目の前でおこカワセミのダイブシーンを撮れずに悔しい思いをしてから、1年でなんとかこの撮影できるレベルまで来ました。
カワセミは相当目が良いようですね。サギもそうでしょうね。鳥ってみな結構視力が良いですね。
人間が近視になりすぎたのでしょうか。昔の人や現代でも草原に暮らす人は視力が良いみたいですね。10.0以上の人はいないでしょうが(笑。)
by 風車倶楽部管理人 (2018-01-21 21:08)
カワセミのダイブはやはり三脚固定にて照準器で合わせないとこう奇麗には撮れないでしょうね、とても奇麗でお見事です(という自分は照準器使っていませんのでよく見失います)。
by 足立sunny (2018-01-22 11:42)
足立Sunnyさん ありがとうございます。
多くの素敵なカワセミ写真を撮られている足立Sunnyさんに褒められると逆に恐縮します。
照準器を使わずにあれだけのお写真を撮れるとはすごいと思います。
by 風車倶楽部管理人 (2018-01-22 23:26)