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エゾシロチョウ [カメラ・蝶(昆虫)]

本日、岡山出張なので予約投稿です。

先日、美瑛・白金の青い池の写真をご紹介しましたが、その駐車場のそばでフワフワ飛ぶ白い蝶を見かけました。すぐにエゾシロチョウだとわかったのですが、何故かたくさん飛んでいます。

下の写真の真ん中やや下を見てください。そこに白い蝶が見えるでしょう。エゾシロチョウですが、この部分をアップ(2枚目)にすると、交尾しているようです。

更にアップ写真の真ん中から右下をよく見るとたくさんのサナギが見えます。羽化する雌を待って雄達が周囲を飛び回っているようでした。

kazaguruma-club_0776.JPG
(EOS 7Dmk2+EF100mm F2.8L Macro IS USM、絞り優先AE、Tv 1/160、Av 6.3、ISO 125、WB:太陽光、PS:風景、焦点距離 160mm相当、PLフィルター、DPP4) *撮影条件追記

kazaguruma-club_0777.JPG

熱心にエゾシロチョウの写真を撮っていたら、観光バスから杖をつきながら歩いてきたおばあさんに話しかけられました。
“何を撮っているの?“
“そこに見える白い蝶ですよ、エゾシロチョウっていう蝶ですよ。”
”飛んでいるだけで種類がわかるのかい?”
“ええ、だいたいは。”
“青い池まで行きたいけど、遠そうなので、この辺で皆を待っているわ。”
“青い池は直ぐそこの看板のところをちょっと降りたら見えますよ。もう少し頑張れば素晴らしい景色が見えますよ。苦労して歩いた甲斐がある景色ですよ。”
“そうかい、じゃあ行ってみるよ。”

おばあさんには白い蝶に夢中にカメラを向けていた私が昆虫採集少年(?)のように見えたか、いい大人が何やっているのかと、不思議に見えたことでしょうね。おばあさんの後ろ姿を見送りながら、そう思いました。
おばあさんが無事に看板の所まで行くのを見届けてからもう一度エゾシロチョウと向き合いました。

エゾシロチョウは昔、札幌郊外の定山渓温泉の林道で、頭上から次から次へと降ってくるように飛来した時が初めての出会いでした。また、こんなところで出会うとは思ってもみませんでした。さすがに捕虫網は持って来られなかったですが、網を持ってない手が動きそうな感じでした。カメラ用の一脚にネット部分だけを付けられるようなものもあったかなと考えてみました。帰り際にオオモンシロチョウらしき姿も目撃しました。

Kazaguruma


コメント(2) 
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コメント 2

自転車親父

こんばんは。
いやぁ~、良いですね。
この蝶の翅が良いですよ。
光を透かす感じですね。
近くに寄れたら面白そうです。
確かにこちらが撮っているものを理解してもらえないことも多いです。
冬の水元公園のメタセコイアの森で地面に落ちる陰などの風景を撮っていると、鳥撮りカメラマンに何がいるんだって聞かれます。
風景を撮っているって言うと首をかしげて去って行きます。(笑)
by 自転車親父 (2016-07-07 19:09) 

風車倶楽部管理人

自転車親父さん こんばんは。

「光を透かす感じ」確かにそうですね。そういう目でエゾシロチョウを見たたり、とらえたことは無いですね。意外と厚みがある翅という意識があるからでしょうか。

第三者から見て何も無さそうな場所でカメラを構えていると不思議そうな顔をされますね。変な人がいると思われていることはよくあるでしょうね。私もマクロレンズを付けていると特に小さなものを狙っていることが多いので、たぶん理解されにくいと思います。
by 風車倶楽部管理人 (2016-07-07 21:54) 

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