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写真を撮る時間を変えたら・・・ [クレマチス]

今日は新たに紹介できるクレマチスの花が無かったので、写真を撮る時間を変えたらどんな写真が撮れるのか紹介したいと思います。
平日は、日中仕事なので、朝、直接太陽が当たらない明るくなってきた時間帯にクレマチスの写真を撮ることが多いです。休日や在宅勤務で日中に撮る場合は、やむを得ず明るい中撮ることもありますが、テカテカな写真を量産することになります。そのため日陰になっている時や明るい曇りに撮る方が、光を制御しやすくなります。

まずは、お昼に日陰になっていた「美佐世」を撮った写真です。美佐世は普通、こんな花色ですよね。

kazaguruma-club_5053.JPG
(EOS 5Dmk4+EF100mm F2.8L Macro IS USM、絞り優先AE、Tv 1/80、Av 8.0、ISO 200、WB:太陽光、PS:風景、DPP4)

それを夕方少し暗くなり始めた時間帯に、絞りを開放気味にして撮った「美佐世」の写真が下の2枚です。
どうです、全然違う「美佐世」でしょう。ホワイトバランスは、太陽も照っていないのに太陽光の設定のままです。

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(EOS 5Dmk4+EF100mm F2.8L Macro IS USM、絞り優先AE、Tv 1/80、Av 3.2、ISO 100、WB:太陽光、PS:風景、DPP4)

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(EOS 5Dmk4+EF100mm F2.8L Macro IS USM、絞り優先AE、Tv 1/80、Av 2.8、ISO 320、WB:太陽光、PS:風景、DPP4)

以下の写真も夕方撮った写真です。
「ネリーモーザーニュー」です。手前の花の花芯にピントを合わせて、他の花をぼかしています。
クレマチスの写真は花芯の中心部(雌しべ)にピントが合うようにしています。撮ったら拡大して花芯にピントが合っていなければ消去です。

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(EOS 5Dmk4+EF100mm F2.8L Macro IS USM、絞り優先AE、Tv 1/80、Av 2.8、ISO 100、WB:太陽光、PS:風景、DPP4)

「仁井田」の赤い花を前ボケに使った「八橋」です。

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(EOS 5Dmk4+EF100mm F2.8L Macro IS USM、絞り優先AE、Tv 1/100、Av 2.8、ISO 320、WB:太陽光、PS:風景、DPP4)

「千の風」です。背景でボケているのは「武蔵野のカザグルマ」です。千の風は単純な緑色の八重咲きではなく、花弁の中筋がやや濃い緑になっています。

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(EOS 5Dmk4+EF100mm F2.8L Macro IS USM、絞り優先AE、Tv 1/100、Av 2.8、ISO 400、WB:太陽光、PS:風景、DPP4)

「アベリーン」です。バックも「アベリーン」です。アベリーンのこの桃色、最高だと思います。

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(EOS 5Dmk4+EF100mm F2.8L Macro IS USM、絞り優先AE、Tv 1/100、Av 2.8、ISO 200、WB:太陽光、PS:風景、DPP4)

4月21日に紹介したコントラストが非常に良かった「ピコティ」です。開き切った感じも面白いでしょう。少し青みがかっています。

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(EOS 5Dmk4+EF100mm F2.8L Macro IS USM、絞り優先AE、Tv 1/80、Av 3.2、ISO 250、WB:太陽光、PS:風景、DPP4)

「美登利」です。中心部が白くなってきたのが、薄暮の中、際立ちます。

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(EOS 5Dmk4+EF100mm F2.8L Macro IS USM、絞り優先AE、Tv 1/80、Av 3.2、ISO 320、WB:太陽光、PS:風景、DPP4)

「天塩」です。「さくらおこし」の赤を前ボケに、緑の葉を後ボケに使っています。

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(EOS 5Dmk4+EF100mm F2.8L Macro IS USM、絞り優先AE、Tv 1/100、Av 2.8、ISO 500、WB:太陽光、PS:風景、DPP4)

「星のフラメンコ」です。夕方はフラメンコの赤色も見た目に近い色で写せます。

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(EOS 5Dmk4+EF100mm F2.8L Macro IS USM、絞り優先AE、Tv 1/80、Av 3.2、ISO 320、WB:太陽光、PS:風景、DPP4)

「花炎」です。これは単純に咲き進んで、薄暮の中、赤色と緑色が濃く出ています。

kazaguruma-club_5064.JPG
(EOS 5Dmk4+EF100mm F2.8L Macro IS USM、絞り優先AE、Tv 1/80、Av 3.2、ISO 320、WB:太陽光、PS:風景、DPP4)

花も撮る時間を変えて、撮影条件を工夫すると、花の新たな「素敵さ」の一面を残すことが出来ます。

Kazaguruma

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