2020年開花クレマチス 壺系BEST 10

先の記事で書きましたとおり、2020年のBest 10が大輪系で独占されてしまいましたので、壺系クレマチスの花だけでBest 10を選んでみました。

でも壺系の流通品種は15品種ぐらいしかないので、風車倶楽部でネーミングした実生苗を含めたBest 10です。

Best 10
「香子（たかこ）@風」　親のクリスパ・エンジェルの性質をかなり引き継いでいますが、色合いが複数出てきています。挿し木に成功したものが順当に育ってくれれば、タイプ毎にネーミングしたい花です。

type C

type A


Best 9
「パッション（Passion）」　昨年購入したニューフェースですが、先端部の白がアクセントになっている花です。



Best 8
「桃の雫（もものしずく）@風　type B」　桃の雫のtypeAは、親のストロベリーキッス似ですが、このtypeBは面白い花色です。来年も咲いてくれるかな？



Best 7
「虞美人（ぐびじん）@風」　親のクリスパ（「駿河のクレマチス」のクリスパ）似ですが、先端部のカールとの色のコントラストが素敵な美人さんです。



Best 6
「夕凪（ゆうなぎ）@風」　親の這沢にそっくりさんです。そして、たくさん花をつけてくれる優等生です。



Best 5
「恋のしずく（こいのしずく）」　花は小さいのですが、存在感ある赤い壺ちゃんです。ちょっと枝が細いのが心配なところです。株の充実が待ち遠しい！



Best 4
「紅の灯火（くれないのともしび）@風」　親の藤かほりに似ていない、ロング顔の赤い壺です。これを挿し木や実生で増やせないかが来年以降の課題です。



Best 3
「簫皇后（しょうこうごう）@風」　良く先端がカールする愛らしい壺ちゃんです。名前と花の表情がミスマッチだったかなと反省しています。皇后というよりも姫タイプですね。



Best 2
「西施（せいし）@風」　アディソニー❛桃の君❜の実生ですが、花色が親よりも紫に寄っていて、すっきりとしたきれいな花です。これは西施という名前にマッチした花だと私は一人悦に入っています。



Best 1
「押切（おしきり）」　押切の赤い壺は我が家の壺系クレマチスの中で別格です。実生苗をいくつか作っていますが、挿し木で増やせれば言うことなしなのですが･･･。




以前は、ピッチャリ、妙福、ポンパドールピンク、レテキュラータレッド、クリスパなど壺系流通品種が20品種以上ありましたが、実生苗を作っているうちに親株がどんどん消滅していきました。もう1度購入したい壺系品種もあるのですが、簡単に増やせないのが実情です。

kazaguruma

コメント 6

壺系のクレマチスもそれぞれ個性があって良いですね！
中でも「西施」は紫色が素敵です(^^)
by そら (2020-12-29 15:32) 

どのクレマチスも捨てがたい美しさですね。
押切の形も色も別格にステキです。
我が家は、また少し増やしすぎたものを来年に向けて減らそうと思ってます。

無限に欲しいものはある気がするんですが、体が言うことを聞きません…。

コロナもきちんと防げるようになって、ゆっくりしたいですね。
来年もまたよろしくお願いします。
by あずきママ (2020-12-29 22:46) 

こんばんは。

壺型のクレマチスもたくさん綺麗に咲いてくれましたね。
実生も色々と綺麗なのが咲いてうれしいですね。

「西施」とっても良い紫ですね。綺麗です。

やっぱり1位は「押切」ですか。
鮮やかな赤、素晴らしいです。良い花ですよね。
by ともわい (2020-12-30 17:02) 

そらさん　ご訪問ありがとうございます。
「西施」は沈魚美人とも言われる中国の歴史上の４大美女です。沈魚美人とは、西施が川で洗濯をしていた時に、そのあまりの美しさに周囲の魚たちが泳ぐのを忘れて沈んでいったことに由来します。その名前をネーミングしたアディソニー‘桃の君’の実生は、素敵な紫色の壺系クレマチスで、私の実生苗の中でも一押しですよ。
by 風車(Kazaguruma) (2020-12-31 15:50) 

あずきママさん　ご訪問ありがとうございます。
押切は確かに別格の良さがありますね。この品種、好きな方が多いと思いますが、納得ですよね。
確かに、欲しいものは尽きないし、魅惑的な新品種は出てくるしで、常に増えすぎを整理するなど気を付けないといけないです。しかし、年々、体力と資金力が乏しくなってきます。
コロナ、いつ終息するのでしょうかね。母親が通うデイサービスも、系列の場所で陽性者が出たようで、ちょっと心配しています。
by 風車(Kazaguruma) (2020-12-31 15:55) 

ともわいさん　ご訪問ありがとうございます。
種を播いて10年以上経過して、ようやく花を競える状態になりました。気の長い話です。この先、種まきしてもこういうことが出来ないだろうと思う年齢になりました。
紫でも赤でも濃い、鮮明な色合いの花は素敵ですね。押切を越える赤い壺系が出来ないかなあと思っています。昔、育てていたテキセンシス“アップルレッド”のような花色を期待して、今年も押切や恋のしずくの種を播いてしまいました。
by 風車(Kazaguruma) (2020-12-31 16:00)